日本人のタコ好きは世界NO1！年間消費量はなんと世界の約60%
日本はアジア諸国や南欧の中でもタコを食べるがダントツNO1です。
タコの外見は『宇宙人？』８本足に大きな頭。ヌルヌルした足はすごい力で『吸盤』で貼りついて狙った獲物はのがさない！凶暴なイメージがかなり強いですよね。
実はこのタコいつも外敵を恐がりビクビクしてます。
タコは自分を守る鱗や殻を持たず、むきだしの身体で大きな魚に襲われたらひとたまりもありません。身を守ってくれる岩陰や蛸壺なしではいられないという事です。
このなかでも日本近海で捕れる『２大タコ』を見ていきましょう。
マダコ
全長80㎝。体重は２~３㎏にまで成長する。市場に出回るサイズは1.5kg程度のモノが多い。
強いタコがいい巣穴に住むことができ縄張りを広げていく、弱いタコは巣穴すら持てず『くぼみ』や『隙間』に身を潜めている。特に水揚げが多い地域では瀬戸内海沿岸や三陸海岸が有名。
水ダコに比べると身に弾力があり、旨味が強く火を通す調理法に向き【から揚げ・タコ焼き・おでん】で親しまれている。
マダコはミズダコよりも漁獲量がすくなく高値で取引される。
真蛸の特徴
- 背中のダイヤモンド形に配列した大きなイボがある
- 雄の8本足の右から3番目足は先端がさじの形をした生殖器
- 生では食べず、一般的に茹でタコで売られている
日本一の明石蛸
水ダコ
全長5m 体重は50kｇにもなる世界最大のタコ。
世界一の記録は1杯270㎏とのこと
別名『オオダコ』とか『北海だこ』と呼ばれる。水ダコは北海道や青森の三陸沿岸が主な産地として有名。
マダコと比較すると水分量が多くて味が劣るタコとされていましたが、最近では需要の変化からか、水みずしさと柔らかい身が見直され『刺身・酢の物・タコしゃぶ』などのメニューでその美味しさが人気になっています。
水ダコの特徴
- 世界最大級のタコ
- 生食可能で刺身で食べれる
- 水分用が多くて身が柔らかい
宮城県志津川の水ダコ
タコの体に良い成分
タコやイカはしっかりと噛まなければならないので、咀嚼回数が増え脳への血流が増えてボケを予防したり、食べすぎを抑えて肥満を予防する効果が期待されています。
どんな栄養素が多い？
タコ類はビタミン類・ミネラル類などを多く含み、マグネシウム・亜鉛・銅などは若干多いレベル。ひときわ目立つ栄養素は見当たらない。
が、実はタウリンがたっぷり！期待できる作用はこちら
- 血液中のコレステロールや血圧を下げる作用
- 動脈硬化の進行を遅らせ脳卒中・心疾患等の血管障害を予防する作用
- 肝臓の機能を高めてアルコールの分解を助ける作用
低脂肪・低エネルギーなタコって
身体の調子まで整えてくれるんだね。
まとめ
確かに、タコはしっかり嚙まないとならないので、咀嚼回数が多くなり脳みそを刺激したり、満腹中枢を刺激したり体に良い効果が期待できる食材です。
マダコも水ダコの食べ比べも面白いですね。是非！！お試しください
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