サワラの旬は今!マグロに負けない美味しさを堪能する方法を解説!

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食材の豆知識
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魚偏さかなへんに春と書いてさわら

比較的に関東地方よりも、関西地方のほうで広く認知されている魚。

そんな『鰆』の旬は1年で2回あると言われています。特に4月~5月の産卵期に瀬戸内海であがる『鰆』は絶品とされている。

関東地方では寒くなる秋から冬にかけてあぶらののった『寒ざわら』が重宝され刺身で味わう。

関西地方では春の魚として焼き物、特に西京味噌に漬けてから焼き物にするのが好まれる。

 

もう鮮魚はAmazonで買うことができるぞ。

『鰆』ってどんな魚?

スズキ目サバ科サワラ属の特徴

サワラ属は体が細長く平べったい、腹びれは小さくて歯がかなり鋭い。魚体の模様は2つあり、体の中央部を側線が細長くカマ近くから尾まで伸びている、ゴマサバのような暗褐色あんかっしょく斑紋はんもんが背中部分に無数にある。

『さわら』のは「狭い」という意味合い、わらは「腹」の意味合いからが語源と言われている。

『鰆』この漢字の発祥は関西地方。

  • 身体は細長くスマートで平たいので腹が狭く見えたのが『狭腹さわら』の名前の由来と言われている。
  • 春の産卵期に瀬戸内海に『鰆』さわらが戻る時期に最盛期を迎える鰆漁さわらりょうに由来していると言われている。

 

『鰆』は出世魚

  • 関東:サゴチ→ナギ→サワラ
  • 関西:サゴシ→ヤナギ→サワラ

サゴチ(サゴシ)40~50cm・ナギ(ヤナギ)60cm・サワラ60cm 以上

サイズによって呼び名が変わります。厳密な規定がある訳ではありません。

サワラは出世(大きくなる)するごとに肉厚で身に脂肪分を貯めて美味しくなるぞ。

サワラの美味しい食べ方3選

鰆の刺身

鰆の身はデリケート取り扱い要注意!
  • 魚体を必要以上に向きを変えたり移動ささせない
  • 3枚に下ろす場合包丁は刃の薄いモノを使う
  • 包丁には力を入れないで刃を使って捌く

身の長い『鰆』を下すときは身割れを防ぐため出来るかぎり魚体に負荷をかけない様にする

脂の乗った『寒ざわら』皮目をガスバーナーで脂が浮き出るくらい“パリッ”と炙ります。マグロの刺し身の様に厚めに切りつけわさび醤油で食べるのが最高です!

『寒ざわら』は刺身が1番おすすめ!

 

鰆の西京味噌漬け焼き

作り方

  • 鰆の切り身に全体にうす塩をして身の中の余分な水分を抜く
  • 西京味噌に酒やみりんを加えて味噌床をつくる
  • 脱水した鰆の切り身を味噌床に2日ほど漬け込む
  • 焼くときは焦げやすいので遠火の弱火が鉄則

鰆と甘味の強い西京みそは相性が良く、焼き上がりは味噌のコクと香ばしいさ”フワッ”とした食感にまさに鰆の西京焼きはまさに最強!


 

鰆の幽庵焼き

作り方

  • 鰆の切り身に全体にうす塩をして身の中の余分な水分を抜く
  • 醤油・酒・みりんを同割合わせ柚子の皮を加え漬け地をつくる
  • 脱水した鰆の切り身を漬け地【幽庵地】に30分ほど漬け込む
  • 焼くときは焦げやすいので遠火の弱火が鉄則

江戸時代の茶人、北村祐庵きたむら ゆうあんが考案したと伝えられ、茶懐石の焼き物としてよく出てきたそうで。

柚子の香りをつけることが多く『柚庵焼き』の字を使う場合も多い。

まとめ

『鰆の刺身は皿までなめる』と言われるほど美味い!

と親しまれてきた『鰆』その味は本マグロのトロにもおとらないと言われる。

鰆の値段は岡山で決まる』と言われるほど岡山県人は『鰆』を刺身で食べる習慣があり全国から鮮度の良い鰆が集まる為、鰆の値段は岡山で決まると言われるほど。

『鰆』が美味しくなる旬は年に2回、鰆おススメの食べ方で食べてみてください!

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