
「ナスが3本だけ冷蔵庫に…メインには足りないけど捨てるのはもったいない。時間もないし、パパッと作れてご飯が進むおかずないかな?」

そんなときにぴったりなのが、「ナスの超時短生姜焼き」
実はこれ、現役料理人の私が家庭向けに作ったオリジナルレシピなんです。
味の決め手は、生姜が香る醤油ダレとナスのトロッと食感。
しかも作り方はめちゃくちゃ簡単。
アク抜きや油の吸わせすぎを防ぐプロの小ワザも紹介しているので、初めてでも失敗しません。
この記事を読めば、「ナス=手間がかかる」ってイメージがガラッと変わるはず。
夕飯づくりの悩みがちょっと軽くなってくれたらうれしいです。
ナスの生姜焼き、15分でできます。しかもめっちゃウマです
料理人直伝!ナスの生姜焼きレシピ
材料はナス+家にある調味料だけでOK
ナスさえあれば、あとは冷蔵庫にある調味料で作れます。
わざわざ買い物に行かなくてもすぐに作れるのが、このレシピの大きな魅力。
生姜や醤油、みりん、酒、砂糖といったベーシックな調味料で、しっかり味が決まります。
材料紹介
【材料(1〜2人分)】
- ナス…3本
- 塩…ひとつまみ
- 砂糖…ふたつまみ
- ごま油…大さじ2
- いりごま…適量
【生姜ダレ】
- 醤油…大さじ1
- 料理酒…大さじ1
- みりん…大さじ1
- 砂糖…小さじ1
- 片栗粉…小さじ1
- しょうが…1かけ(すりおろす)
下ごしらえのコツ
「ナスって油を吸いすぎて困る…」そんな悩みを解決するのが、塩と砂糖を使ったアク抜きを紹介しちゃいます。
手順① ナスのアクを抜いて“しんなり食感”に
ナスは同じサイズにカットしビニール袋に入れ、ひとつまみの塩&砂糖をパラリして全体に馴染ませる。これだけでアクが抜けて、しっとり柔らかい食感に変わります。
キッチンペーパーで余分な水分を拭き取ったらいざフライパンへ!
皮目から焼くのがポイント。色鮮やかに仕上がって見た目から“食欲スイッチON”です。
手順② フライパン1つでパパッと調理
フライパンにごま油をひき、中火で皮目からじっくり焼きます。
「じゅわ〜っ」と音がしたら裏返し、ナス全体が“しなっ”とするまで焼きましょう。
その間に黄金比の生姜ダレをササッと準備。
片栗粉入りだから、炒め合わせるとすぐトロっと仕上がります。ナスにしっかり絡むので味ムラなし。
手順③ ご飯がすすむ!黄金比の生姜ダレ
ナスが柔らかくなったら、準備しておいた生姜ダレを回しかけます。
火を強めて一気に炒めると、タレがとろりと絡んで照りが出て…もう箸が止まりません。
しょうがの香りと甘辛ダレの組み合わせは、ご飯にもピッタリ。
仕上げにいりごまをパラリと振れば、見た目も香ばしさもUP。
この料理「手間かけた?」って聞かれるくらいの仕上がりなのに、調理時間はわずか15分。
忙しい日でもサッと作れる“ご飯泥棒レシピ”の完成です。
ちょこっとポイント
🍆ナスが油を吸いすぎないようにするには?
ナスって…なんであんなに油を吸うんでしょうね。
炒めはじめて数秒で「え?油どこ行った!?」ってなる、あの現象。笑
でも、実はこれ、ちょっとした下処理でかなり軽減できるんです。
👩🍳 料理人のひとこと
「塩と砂糖でナスに下味をつけるんじゃなくて、細胞の水分バランスをちょっと壊すんです。
浸透圧ってやつですね。そうすると、ナスが油を吸い込みにくくなるんですよ。」
ふーん…って最初は思うかもしれませんが、
やってみると全然違います。
しかも、この塩×砂糖の合わせ技、アク抜き効果まであるから一石二鳥。
ちょっと水分が抜けたナスは、味もしみやすくなって、しっとり仕上がります。
ナスの水分を拭き取るとき、ぎゅっと押さえすぎないのがコツ。
やさしく包むようにキッチンペーパーでね。
ちょっとの工夫で、「ナス=油っぽい」のイメージがくつがえりますよ。
📝「あれ?今日のナス、あんまりギトギトしてないじゃん!」って思ったら、それ、大成功のサインです。
はぁ〜、ナスって、地味だけど、やっぱり頼りになる。
塩と砂糖でちょっとひと手間かけただけなのに、あんなに油っぽくなくて、味もしみしみ。
生姜の香りが立った瞬間、思わず「ご飯炊いといてよかった〜」ってなりました。
なんだかんだで、こういうシンプルなおかずが、いちばん落ち着くのかもしれませんね。
もし今日ナスを使う予定がなかったとしても、
頭の片すみにこのレシピがあるだけで、ちょっと気がラクになる気がしませんか?
「あ、そうだ。ナスあったな。あれ作ろ。」
そんなふうに思い出してもらえたら、料理人としてこれ以上うれしいことはありません。
🍳 特典っぽい:たまに役立つヒント。
ちなみに…
ナスとピーマンの組み合わせも最高なんです。
同じ生姜ダレで炒めると、ちょっとだけ“中華風”に早変わり。
冷蔵庫に残ってたら、ぜひお試しを。
「なんか気持ちがちょっと軽くなる」
そんなレシピ、これからも少しずつ紹介していきますね。
またふらっと、のぞきに来てもらえたらうれしいです🍽️
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