ホヤってどんな生き物?
「ホヤ」って見た目が貝ぽいから、貝の1種だと思っている人が多いのではないでしょうか、生物学的には尾索動物(びさくどうぶつ)という分類で脊索動物の1種になります。
ホヤは卵からかえると超小さいオタマジャクシのような形で自由に泳ぎだし、親になると岩などに付着して被嚢(ひのう)と呼ばれる袋状のものに包まれて大きくなります。
「海のパイナップル」の愛称を持つ。三陸海岸を中心にごく一部地域で食べられていましたが、養殖技術のにより知名度も上がってきました。
新鮮なホヤを手に入れる方法
結論:ネットで購入するのがおススメ!
水揚げされたばかりの『ホヤ』はプロの手で素早く洗浄・選別され素早く梱包。最適な温度管理された状態で、最短で水揚げされた翌日には到着する驚きのスピードです。
一般的な市場やスーパーで売られる『ホヤ』の場合どうしても仲介業者が間に入るため、余計な時間とコストがかさんでしまいますので当然、鮮度と値段も高くなります。
ホヤの漁獲量と産地
平成28年度(2016年)のホヤ養殖量の全国計は18,271tです。
- 1位は宮城県の13403tで73.4%
- 2位は北海道の3559tで19.5%
- 3位は岩手県で894tで4.9%のシェアとなっています。
東日本大震災で大きな被害を受けましたが、震災後に種付けしたものが出荷されるようになり、漁獲量は復活してきています。
ホヤの種類
国内で一般的に流通しているのは「マボヤ」と「アカボヤ」の2種類。
上の写真はマボヤ・アカボヤ・エボヤ・シロボヤの順番だよ。
他にも日本では食用としていないが「エボヤ」「シロボヤ」は韓国で鍋の具材として珍重されている。旨いだしが出て生よりホヤの香りが強くなり、プチッと噛みしめるとホヤの旨味が飛び出る。
ホヤの食べ方
ホヤの捌き方
+型の突起を切り取る
ホヤを捌くときは、頭部の入水口(+の形)切り落としパンパンに膨らんだホヤの中にはホヤ汁が多く入っているのでボールなどに取っておきます。
-型の突起を切り取る
次にもう一方の突起の出水口(-の形)を切り落とします。こっちは肛門とつながっていて、絞ると排泄物が出てきますので捨ててください。
身を取りだしカット
両方の突起を目安に真っ二つに切り分けます。殻が固いので切れ込みを入れて手で取りだしても大丈夫です。
排泄物の詰まった腸管と内臓を取り除きます(黒いワタの部分は食べられます)
流水で洗うと旨味まで流れてしますのでボールにとっておいたホヤ汁で洗います。綺麗に処理できたら適当な大きさにカットして刺身で食べてみましょう。
まとめ
ホヤは日本酒との相性が最高にいい。
新鮮な“パンパン”に突っ張ったホヤが手に入った日は是非!
お気に入りの日本酒で楽しんじゃいましょ!
宮城県の地酒にホヤ酒ありました!
リンク貼っておきます!
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