知らなかった!「くら寿司で買った」‐おもしろ世界の回転寿司の話

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回転寿司のナイショ話本の紹介

今回は「お魚とお寿司のナイショ話」(岡本浩之)を紹介させていただきます。

家の近くにくら寿司が出来てから頻繁に利用させていただいてます。テイクアウトの受け取りで来店した時に目についた回転寿司が好きになっちゃう1冊でしたので紹介させていただきます。

お魚とお寿司のナイショ話 [ 岡本浩之 ]

回転寿司の歴史は1985年に始まりました。現在の大阪府東大阪市で「元禄寿司の創業者」が、ビール工場のベルトコンベヤーを見てひらめいたそうです。その後70年の大阪万博きっかけに全国に広まっていきました。現在では「タッチパネル」や「オーダー専用レーン」の普及「ITの活用」で安くて美味しいお寿司が安心して食べられます。今後も進化してゆく回転寿司楽しみですね!

面白かったナイショ話3選

握り寿司が2貫セットで出てくるワケ。

現在の握り寿司のルーツは「江戸時代」までさかのぼります。寿司の原型は琵琶湖周辺でつくられている「鮒寿司」のような発酵寿司です。気の短い江戸っ子のニーズに応える形で酢飯に魚を乗せてすぐに食べられる「早寿司」が考案されました。当時の寿司はシャリ多く大きなおにぎり位だったそうです。握っているのも屋外の屋台がほとんどで、まさに庶民の食べ物でした。当時は冷蔵庫なんて当然ないので保存がきく、酢〆のコハダやアナゴやアサリの煮つけ、マグロの醤油漬けなどでした。この大きな握り寿司を食べやすいように2つに切って提供したのが始まりと言われています。現在も2巻セットという習慣で残っています。

台湾の人気寿司ネタランキングで圧倒的な人気の魚は?

台湾の人たちは基本的に共働きで、食事も外食が多く外食率は95%にものぼる外食大国です。特に日本食が人気があります。もともと台湾など中国系の方は基本的に生物をあまり口にしないと言われていましたが、和食のグローバル化が進みお刺身やお寿司など生の魚を口にする機会が増えてきました。台湾でもくら寿司は29店舗展開されているそうです。

台湾の人が好きな寿司ネタベスト5は?

  1. トロサーモン
  2. 炙りサーモンてりマヨ
  3. 熟成マグロ
  4. 炙りチーズサーモン
  5. 焼きハラス
3位以外は全部サーモンという極端な結果、日本でも子供や女性に人気のあるサーモンは魚臭みが少なく受け入れやすい魚で他の食材とのアレンジもできる強みがまさにマッチした結果です。

食べられないやっかいな魚を鯛以上の美味にする裏技とは?

今回話題になったのは「ニザダイ」という魚で、宮城県や新潟県以南の日本近海の水深10メートルくらいの海にたくさん生息しています。実は海藻を食い荒らす魚で、海の磯焼けを引き起こすため駆除の対象とされています。「ニザダイ」の身には独特な臭みがあり好んで食べる人はほとんどいません。

2017年神奈川県水産技術センターで、同じく磯焼けの原因となる「ムラサキウニ」にキャベツを与えることで甘味のある美味しいウニを育てることに成功したというニュースを真似て、「ニザダイ」を生け簀で1週間ほどキャベツを与えた結果、特有の臭みは消え味・香り・触感ともの本当の鯛を上回る上品な魚に大変身したそうです!定番メニューで「キャベツニザダイ」がメニューに載るとうれしいですね。

まとめ

回転寿司は今や世界で人気のレストランです。早い・安い・美味いの3拍子が揃い子供からお年寄りまで楽しんで食事が出来ます。2025年には再び大阪万博が開催される予定です。更に進化した回転ずしが生まれることに期待します。

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