回転寿司のナイショ話本の紹介
今回は「お魚とお寿司のナイショ話」(岡本浩之)を紹介させていただきます。
家の近くにくら寿司が出来てから頻繁に利用させていただいてます。テイクアウトの受け取りで来店した時に目についた回転寿司が好きになっちゃう1冊でしたので紹介させていただきます。
面白かったナイショ話3選
握り寿司が2貫セットで出てくるワケ。
現在の握り寿司のルーツは「江戸時代」までさかのぼります。寿司の原型は琵琶湖周辺でつくられている「鮒寿司」のような発酵寿司です。気の短い江戸っ子のニーズに応える形で酢飯に魚を乗せてすぐに食べられる「早寿司」が考案されました。当時の寿司はシャリ多く大きなおにぎり位だったそうです。握っているのも屋外の屋台がほとんどで、まさに庶民の食べ物でした。当時は冷蔵庫なんて当然ないので保存がきく、酢〆のコハダやアナゴやアサリの煮つけ、マグロの醤油漬けなどでした。この大きな握り寿司を食べやすいように2つに切って提供したのが始まりと言われています。現在も2巻セットという習慣で残っています。
台湾の人気寿司ネタランキングで圧倒的な人気の魚は?
台湾の人たちは基本的に共働きで、食事も外食が多く外食率は95%にものぼる外食大国です。特に日本食が人気があります。もともと台湾など中国系の方は基本的に生物をあまり口にしないと言われていましたが、和食のグローバル化が進みお刺身やお寿司など生の魚を口にする機会が増えてきました。台湾でもくら寿司は29店舗展開されているそうです。
台湾の人が好きな寿司ネタベスト5は?
- トロサーモン
- 炙りサーモンてりマヨ
- 熟成マグロ
- 炙りチーズサーモン
- 焼きハラス
食べられないやっかいな魚を鯛以上の美味にする裏技とは?
今回話題になったのは「ニザダイ」という魚で、宮城県や新潟県以南の日本近海の水深10メートルくらいの海にたくさん生息しています。実は海藻を食い荒らす魚で、海の磯焼けを引き起こすため駆除の対象とされています。「ニザダイ」の身には独特な臭みがあり好んで食べる人はほとんどいません。
まとめ
回転寿司は今や世界で人気のレストランです。早い・安い・美味いの3拍子が揃い子供からお年寄りまで楽しんで食事が出来ます。2025年には再び大阪万博が開催される予定です。更に進化した回転ずしが生まれることに期待します。
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