今の時期に出回る新レンコンは、シャキシャキとみずみずしくて本当に美味しいですよね。
スーパーで立派なレンコンを見かけると、「今日はレンコン料理にしようかな」とつい手が伸びてしまう方も多いはずです。
そこで今回は、旬のレンコンを存分に味わえる「パリパリ食感がたまらないレンコンチップ」の作り方をご紹介します。
そして、そのおいしさをグッと引き上げてくれる秘密兵器が、今回おすすめしたい“スライサー”です。
「焦げる」「しんなりする」その原因は?
レンコンチップを作ったことがある方なら、

「端っこだけ焦げた…」
「全体的にしんなりして、ぜんぜんパリッとしない…」
こんな経験、一度はあるのではないでしょうか。
じつはその原因は、ほとんどが“厚みのムラ”。
包丁でレンコンを薄くスライスしようとしても、どうしても厚さがバラバラになってしまいます。
厚い部分は火が通りにくく、薄い部分はすぐ焦げる…。
その結果、一部は焦げて、一部は水分が残ってしんなり、という残念な仕上がりになってしまうのです。
誰でも「店レベル」の仕上がりに!

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そこで活躍するのがスライサー。
スライサーを使うと、
- レンコンを均一な厚さでスパッと薄切りできる
- 油の温度が安定し、全体が同じタイミングでカリッと揚がる
というメリットがあり、仕上がりが一気にプロっぽくなります。
私も最初は包丁でがんばっていましたが、思い切ってスライサーに切り替えたところ、
レンコンチップの軽さとパリパリ感がまるで別物に! 家族にも「これ買ったやつ?」と言われたほどです。
「家庭ではあのパリパリ感はムリ…」と思っていた方こそ、ぜひ一度スライサーを使ってみてください。
このラクさと仕上がりを知ってしまうと、もう手放せなくなりますよ。
これからご紹介するレシピは、何度も試作してたどり着いた“失敗しないレンコンチップの作り方”です。
スライサーさえあれば、誰でもサクッと軽い食感を再現できます。
材料(2〜3人前)
- レンコン:2節(約250〜300g)
- 塩:ひとつまみ
- 青のり:お好みで
- 揚げ油(キャノーラ油など):適量
💡ポイント
新レンコンは水分が多くやわらかいので、「スライサーでできるだけ薄くスライス」するのが最大のコツ。
包丁では難しい均一な薄さも、スライサーならあっという間です。

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作り方(所要時間:約15分)
- レンコンの皮をむく
新レンコンなら、ピーラーでサッとむけばOKです。 - スライサーで薄切りにする(約1mm)
目安は1mm前後。ここでパリパリ感が決まります。 - 水にさらしてアクを抜く
5〜10分ほど水にさらし、変色とえぐみを防ぎます。 - キッチンペーパーでしっかり水気を拭く
「ちょっと乾いているかな?」くらいまでしっかり拭き取るのが、ベタつき防止のポイント。 - 160℃前後の油でゆっくり揚げる
高温はNG。中温(160〜165℃)で、油が静かに泡立つくらいをキープします。 - 色づき始めたらすぐに取り出す
うっすらキツネ色になったらOK。余熱でさらにカリッとします。 - 熱いうちに塩と青のりをふる
油を切ったらすぐ味付けを。熱いうちにふることで、塩と青のりがしっかりなじみます。
パリパリに仕上げる3つのコツ
- スライスはできるだけ薄く(1mm前後)
- 水気をしっかり拭き取る
- 油の温度は高すぎない(160〜165℃)
この3つを守るだけで、止まらなくなるパリパリ食感のレンコンチップが作れます。
プロおすすめのスライサー

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私が実際にレンコンチップ作りに使っているスライサーは、切れ味がよく、1mmの薄切りもスッと力いらずでできる優れものです。
- レンコン・ごぼう・にんじんなど根菜の薄切りが一瞬で終わる
- 均一な厚さに切れるので、揚げ物・サラダ・マリネが「お店の仕上がり」に近づく
- 洗いやすくサビにくい素材で、毎日の料理に使いやすい
- キャベツの千切りもふんわり仕上がり、トンカツ屋さんのようなクオリティに
「千切りが苦手」「薄切りが面倒でつい避けてしまう…」という方には、特に一度試してほしいアイテムです。
レンコンチップだけでなく、サラダ、きんぴら、ごぼうチップスなど、いろいろな料理に活躍してくれるので、
キッチンに1本あると、料理の幅がぐんと広がります。
気になった方は、下のリンクからチェックしてみてくださいね。
味変アレンジ3選
そのまま塩味でも十分おいしいレンコンチップですが、味変を楽しむとおつまみ度が一気にアップします。
① 塩&青のり(定番)
シンプル・イズ・ベスト。揚げたてのレンコンに塩と青のりをふるだけで、王道のうまさに。
② カレー塩(スパイシー)
カレー粉+塩を混ぜた「カレー塩」をふるだけ。
黒胡椒を少しプラスすると、ビールが進む大人味になります。
③ 粉チーズ&ブラックペッパー(洋風)
熱いうちに粉チーズをまぶし、仕上げにブラックペッパーと乾燥パセリをふれば、
ワインにも合う洋風おつまみに早変わりします。
まとめ
旬のレンコンは、今がまさに一番おいしい食べどき。
そんなレンコンをパリパリのチップスにすれば、子どものおやつにも、大人のおつまみにも大活躍します。
そしてスライサーを使えば、
- 均一な薄さでパリッと揚がる
- 短時間で大量に作れる
- ほかの野菜にも使えて、毎日の料理がラクになる
と、いいことづくめ。
「レンコンチップ=手間がかかる」というイメージが、きっとガラッと変わるはずです。
最後にひとこと
旬の食材を、ちょっとした“ひと工夫”でとびきりおいしく仕上げるのが家庭料理の醍醐味。
レンコンチップは、料理初心者の方でも挑戦しやすく、テーブルに出すと家族や友人に必ず喜ばれる一品です。
スライサーが1本あるだけで、レンコンチップづくりはもちろん、日々の下ごしらえが驚くほどスムーズになります。
揚げた瞬間の「パリッ!」という音と香ばしい香り、そして軽い食感を、ぜひおうちで楽しんでみてください。

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