田舎暮らしに憧れ。自給自足の生活に憧れ。
土に触れて、自分が育てた野菜を子供や妻と収穫して採れたての野菜を味わいたい。
野菜の成長を観察することで満足感を感じ、仕事以外に夢中になれる生きがいを見つけたいと思い、近所のシェア畑に申し込みしてみました。
シェア畑は最近人気らしく順番待ちの状態でした。順番待ちで応募し空きができるまで待つことになりました。半年後にようやく畑の空きが出来た連絡をいただき契約しました。
畑を借りることが出来て、大きな期待を胸に数か月後の大収穫を思うと胸は膨らみ思わず笑みがこぼれました。
これから畑を実際に借りて体験した、苦い経験5選を紹介させていただきます。
土をつくるってどうゆう事?
グーグルで「畑の土の作り方」を検索するとこんな感じで検索結果が出てきます。
- 畑の土を掘り起こす
- 鍬で耕し、土粒を細かくする
- 苦土石灰を投入する
- 混合堆肥を投入する
- 肥料を投入する
- 畝(うね)をつくる
害虫がいる
シェア畑には自分用に農具などを収納するロッカーが用意され、トイレや手洗い用の水道も完備されていました。
持ち運びに大変なクワやシャベルは何本か用意いてくれていて自由に使うことができて大変便利でした。
早速、クワとシャベルを借りて耕していきました。「土を耕す感じいいね!田舎暮らし最高!」
初夏のすがすがしい気候、タオルを首に巻いて耕していきましたが・・ミミズと蚊の数が無理!!
強敵は雑草
なんだかんだありましたが、何とか畑っぽく畝(うね)を完成させることが出来ました。
家族とホームセンターで苗と種を選びトマト・キュウリ・ナス・小松菜・トウモロコシ・かぼちゃ・ジャガイモなんか色々買って植え付けました。
小松菜は初心者向きとの事で種植えからチャレンジしてみました。種植え後5日くらいで発芽し出だし好調!夢の自家菜園の実現の第一歩です。
夏場に雑草の除去作業は「拷問です」必死で取り除きました。仕事は依然と忙しく畑に行ける回数も減り、雑草は無限に成長し土が見えないほどでお手上げでした。
知識がないと野菜は育たない
野菜を育てるには高度な知識と日々の作業が必要でした。
今ではシェア畑専属のトレーナーみたいな方が栽培方法やら畑の管理を教えて頂ける所もたくさんあるようですが自分が入会したシェア畑にはいませんでしたので自分で調べるしかありませんでした。
知らないと育てられない用語集
整枝
枝葉が込み合ってしまうと日光が当たらなっかったり、地面についてしまったりして健康な株に育たないため、枝数や葉っぱの量切り取り調整する事。
摘果
収穫したい実をより大きく太らせるために、育ちの遅い実や傷のついた実を摘み取って大きくさせたい実に栄養を集中させること。
敵芯
無駄な枝を伸ばさないため、その枝の先端の芽を摘み取ることで生育を調整する事。
中耕
土は時間がたつにつれ固くなり、空気や水の通りが悪くなっていきます。時々かるく掘り起こすことで土をやわらかくし空気や水はけがよくなる。
間引き
発芽した野菜の株と株の間隔を保つため、込み合った箇所は芽を引き抜き調整する事。
芽かき
枝葉が込み合って主枝の成長が悪くならないように、余分なわき芽を取り除くこと。
連作障害
同じ種類の野菜を同じ場所でつくり続けると、その作物を好む病菌や害虫が増えてしまい、土や野菜に悪い影響をあたえること。
とう立ち
花芽に栄養が行ってしまわない様に芽の部分を摘み取る事。
以上を調べ終え「自分の夢もポッキリ折れました」
イラストでよくわかる 改訂増補 はじめての野菜づくり12か月 [ 板木利隆 ]
解約
野菜を育てるってすごく大変なんだという事がわかりました。
今でも野菜や果物などの食材を見たり、料理したりすることはまったく苦ではないのですが、一人で臨んだシェア畑の経験は無謀で、今振り返るとかなり笑えます。
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