「大豆は世界を救う!」‐大豆ミートが体と地球にやさしい理由を解説。

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soy meat食材の豆知識
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「大豆ミート」ってどうやってできてるの?

最近話題の「大豆ミート」ファーストフード店で大豆ミートのハンバーガーが発売され。

コンビニやスーパーで惣菜やレトルトタイプのモノも出回り始めています。

「大豆ミート」の原料は何?

大豆から油を搾り取ります。大豆は絞ることで「大豆油」「脱脂大豆」に分けられます。

「脱脂大豆」が大豆ミートの原料になります。「エクストルーダー」と呼ばれる機械で脱脂大豆に水などを加えながら熱と圧力を加えながら加工し、ブロック状・ミンチ状・スライス状に成型したものを、高温で乾燥させています。

どうやって使えばいいの?

乾燥大豆ミートは水でもどして使います。水で戻す際に調味料を加えるとしっかりと下味をつけることが出来て便利です。

「大豆ミート」が身体にいい理由

私たちは普段、肉や魚からタンパク質を取っています。大豆ミートの原料の大豆は植物なのにたんぱく質が豊富。肉類には含まれない、おなかの調子を整える食物繊維やカルシウムも多く含むため身体にいい食材とされています。美容や健康維持に効果が期待されるイソフラボン成分にも注目。

低カロリーで低脂肪

大豆ミートは搾油後の大豆を使うので肉よりも脂質の量がとても少ないです。牛肩ロースは100g当たり411calに対して大豆ミートは108cal。脂質は1/50となっています。

大豆には生活習慣病の原因とされるコレステロールが含まれません。               大豆100%でつくられた大豆ミートはグルテンフリーなのでグルテンフリー食事法を実践されている方にはうれしい食材になりえますね。

環境にいい理由

2050年には世界の人口が100億人近くまで増加すると言われています。             現時点でも食料に関する問題は全世界の大きな問題です。
地球の温暖化の原因となる温室効果ガスの排出量の14%が畜産業から排出されています。

主な原因

  • 飼料の生産や輸送
  • 糞尿の処理
  • 家畜自体が発するメタンガス
  • 家畜場や飼料栽培に必要な土地を確保するための大規模な森林伐採や自然破壊
食肉生産には大量の水と穀物が必要です。                                                                              「今までのやり方では、世界中の人々に食べ物が行き渡らず、健康に過ごす事が出来ない人が増えてしまうと言われています」                                   環境への負担がすくない大豆ミートはこの食糧問題に役立つと注目されています。

まとめ

“食べる”の選択肢が増えることで、全世界が大問題としている食料供給や地球の温暖化現象を良い方向に変えていく手段が見えていきます。

肉だけでなく、大豆を原料にしたスクランブルエッグ状の商品も発売               (キューピーから発売HOBOTAMA)卵アレルギーの人も食べることができます。          大豆の可能性は無限で今後の「食」の変化に期待できます。

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