『桜海老』の旬はいつ?世界中で桜エビ漁は駿河湾と台湾の2個所だけ

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桜エビの旬

桜エビの漁期は年に2回では3月下旬から6月上旬、は10月下旬から12月下旬。

漁にでるのは、この期間でおおよそ30日ほどと言う。

本格的な漁が始まるきっかけは偶然の賜物。明治27年12月、由比の漁師がアジの船曳き網漁に出かけた時、浮樽をつけずに曳いてしまったところ、アジより深いところにいる桜エビが大量にかかった。それがきっかけで、翌年1月から桜エビを対象とした漁が本格的に始まった。

2021年度の初漁は3月29日で期間は6月4日までの約2か月あまり、前年より6日ほど長い。

漁獲量は年々減少しており、去年の春の水揚げ量は26トンで過去最低にとどまる。

静岡県清水区由比で行われる「桜エビまつり」は新型コロナウィルスの感染拡大防止の為中止となりました。

祭りの中止は2019年から3年連続とのこと、来年は開催できるよう応援してます。

桜エビ漁は世界で駿河湾と台湾だけで行われる

漁業許可が与えられているのは、駿河湾に面した由比港・蒲原港・大井川港である。

桜エビの寿命は約15か月ほど、漁期と漁獲量の制限が厳しくされ保護している。漁協は全収入をプールしておき乗船員に平等に分けるという、プール制を導入。過剰な、漁獲競争を抑えることができ、資源管理の為の制度だそうです。

駿河湾の環境の変化の影響か、漁獲量は年々減少傾向にある。

栄養価

桜エビは他のエビと比べて、栄養価が違う。

多くのエビは殻をむき、身の部分だけを食べる。これに対して桜エビは頭も内臓も殻も丸ごと食べる。

注目すべきはカルシウムの多さで、ほかのエビの15倍に相当するカルシウムを含んでいる

カルシウム不足からくる骨粗しょう症などの予防のために良い。

エビの殻やカニの甲羅に含まれるキチン質は、人の消化器官では消化されずに排出される。その際、糖質やコレステロールや塩分などを一緒に排出してくれる。まさに、植物に含まれる食物繊維と同様の機能をもっている。

まとめ

春の名物の桜エビはカルシウム・食物繊維を多く含みしかも美味しい。

冷凍技術の発達で生桜エビも手に入るようになりました。外食の際には桜エビのかき揚げ食べたいですね。

家庭で手軽に料理に使いたい場合は、乾燥桜エビがお勧めです。

そのまま、サラダに振りかけたり佃煮などもお勧めです。

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