刺身を美味しく食べる、秘密の食べ方『炙り』を教えます!
刺身とは?新鮮な生の魚や海産物を薄く切って、醤油やわさびなどの調味料と一緒に食べる日本料理です。
刺身の魅力は、新鮮な素材の味や食感をそのまま味わえ栄養価も高く、低カロリーで健康にも良いと言われています。
色々な刺身が美味しく
日本は海に囲まれた島国で、魚たちが生息しやすい絶好の環境がととのっています。
釣り上げられた魚介類はすばやく適切な処置され、衛生的に配送されます。
なので、刺身にぴったりの魚種がたっぷり!
例えば、鰹やサバ、イワシなどの青魚は脂がのっておいしいですし、マグロやハマチ、サーモンもプリプリ食感がたまりません。
エビやカニ、イカやタコなどの甲殻類や貝類も、甘みや旨みが溢れています。私はどれも大好きですが、特にエビは目が合うと食べたくなるんですよね(笑)
秘密の技法『炙り』
さて、ここで皆さんに教えたいのが、秘密の食べ方『炙り』です。
和食の技法で刺身の表面を炙ることを『炙り』といいます。
炙ることで、魚の表面に薄い焦げ目がつき、香ばしさが増します。
一番簡単な方法は、ガスバーナーで刺身の皮目をさっと炙ります。炙りすぎないように注意してくださいね。
炙りにすることで、刺身の香りや風味が増し、食感も変わります。炙りにすると、刺身が一段とおいしくなるんですよ!
最後に、お好みで塩やレモン汁などをかけて食べます。これだけで、普通の刺身がグレードアップします!
『え?刺身は生で食べるものじゃないの?』
と思う方もいるかもしれませんが、実は炙ることで刺身がさらに美味しくなる理由はこれ。
刺身を『炙る』メリット4選
香りが増す
皮目を炙ることで香りが良くなります
魚の皮には油分やコラーゲンが多く含まれていて、炙ることでそれらが溶け出して香ばしい香りを放ちます。香りは味覚にも影響するので、食欲をそそりますね。
皮を美味しく食べる
皮目の旨味を味わえます
皮目には魚の旨味が凝縮されていると言われていますが、生のままでは硬くて食べにくいこともあります。しかし、炙ることで皮目がカリッとした食感になり、中の身との対比が楽しめます。また、皮目に塩や醤油などを少し付けることで、さらに味が引き立ちます。
筋を美味しく食べられる
筋がゼラチン化して柔らかくなります
魚の筋肉にはコラーゲンやエラスチンというタンパク質が含まれています。魚の部位によっては筋肉の筋が強い部分があり、これらは加熱することでゼラチンに変化します。ゼラチンには水分を保持する性質があるので、しっとりと柔らかくなります。筋は炙ることで食感が変わり美味しく食べれますよ。
ひと手間がはぶける
魚の皮を引かないでよくなります
刺身を作る場合、魚を捌いてから血合いや内臓などを取り除き、水洗いして水気を拭き取ります。そのあとに皮をキレイに引いてから、刺身に切りつけていきます。
『炙る』場合は皮を引く必要がありません。
皮目に軽く塩を振り、ガスバーナーで炙ると皮目が『パリッと』仕上がり皮と身の間の旨味も余すことなく食べることができます。つまり、炙ることで手間が省けるというわけです。
まとめ
刺身を炙って食べることにはたくさんの利点があります。
もちろん、生のままでも美味しい刺身もありますし、好みや魚の種類によっても変わってきます。ですから、自分の好きな方法で楽しんでくださいね。
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