家で魚を卸そう!って言われてもなんかハードル高そうだし、専用の道具って高いんでしょ?
確かに調理器具は『星の数』ほどありますが、その中でも、これでさえあれば格段に綺麗に捌ける。
おすすめアイテム6選を紹介しますので安心してください。
こんにちは、私は稀に見る魚好き人間です。今日は、自宅で魚を楽に卸すのに必要な調理道具を紹介します。
丸ごと魚を卸す工程を簡単に説明すると、
- まず魚を洗って水気を拭き取ります。
- 鱗やヌメリがある場合は綺麗に取り除きます。
- 包丁やハサミなどの切れ味の良い道具で、頭や内臓、中骨などを取り除きます。
- 内臓から背骨部分の血合いをキレイに洗い流す。
- 最後に、魚体を調理方法に合った食べやすい大きさに切り分けます。
これがザッと魚を捌く流れですが、もっと簡単に、より綺麗に捌きたいと思いませんか?
そこで、私がおすすめするアイテムをご紹介します。
1. 魚用のまな板
魚を卸すときには、専用のまな板があると便利です。木製やプラスチック製のものがありますが、私は木製の方が好きです。
木製のまな板は、水分や臭いを吸収しやすく、魚の滑りを防ぎます。また、包丁の刃を傷めにくいのもメリットです。ただし、木製のまな板は手入れが大切です。使った後はよく洗って乾かし、定期的に油を塗って保湿しましょう。
2. 下処理用の出刃包丁
魚を卸すときには、包丁も重要です。魚用の包丁には、出刃包丁や洋包丁などがありますが、私は出刃包丁がおすすめです。出刃包丁は魚を下すために作られた包丁で、刃先が尖っていて頭や内臓を切り落としやすく、刃身が厚くて骨を切り抜きやすいです。
また、刃渡りが短くて操作しやすいのもポイントです。
家用ベストは刃渡り5寸(150cm)の錆びないステンレス製。
3. 魚用のハサミ
魚用のハサミは、小さな骨やヒレなどを切り取るのに便利です。
普通のハサミより先端が細くて曲がっているので、細かい部分にアクセスしやすいです。
魚のウロコを引いたり、包丁で捌いていくときにヒレやトゲに引っ掛かって扱いにくい箇所を根こそぎカットすることで、怪我無く安全スムーズに作業できるので大変おススメです。
魚用のはさみは、錆びやすいので、使った後はよく洗って乾かしましょう。
4. 鱗取り
包丁の刃先やアゴの部分を駆使して、魚のウロコは捕れますが大変です。
専用のウロコ取りは非常に便利で安全です。金属製やプラスチック製のものがありますが、私は金属製の方が好きです。金属製の鱗取り器は、歯がしっかりしていて鱗をキレイに取れます。また、持ち手に重みがあって握りやすいです。
魚の鱗を取るときは、魚の尻尾から頭に向かってウロコをすくうように動かしていきます。ウロコが飛び散る場合は、厚手のビニール袋の中に入れた状態や水の中に魚を沈めた状態でウロコを引くと、ウロコが飛び散らず後かたずけが簡単です。
5.ワタ除去用のササラ
魚の頭と内臓を取り除く下処理が終わったら、背骨近くに溜まっている血合いやお腹まわりの膜を取り除くときに大活躍します。
家にある歯ブラシでも代用可能ですが、洗って吊るして乾燥した状態で保管できるので持ってると便利です。
5. 骨抜き
骨抜きは、小さな骨を抜くのに便利です。ピンセット型やハサミ型などがありますが、私はピンセット型がおすすめです。ピンセット型の骨抜きは、先端が細くて曲がっているので、小さな骨にも引っ掛かりやすいです。さらに大き目サイズのほうがパワーがあり◎。
絶対に買ってはいけない骨抜きは、100均などで売っている値段の安い中途半端骨抜き。
何度掴んでも引っ張ると『スルっと』骨を放してしまうヤツ。
マジでイライラするので絶対に買わないでください!
6. 保存紙
魚の保存や脱水の効果が期待できる『ピチットシート』がおすすめです。
(刺身の場合20分~1時間 焼き魚は1~3時間が目安です)
ピチットシートとは、魚を包むと水分や臭いを吸収してくれる画期的なシートです。
魚を長持ちさせたり、干物にしたりするのに最適です。
塩や塩水(たて塩)で〆て、水分を抜く方法もありますが、無塩で脱水できるのは最高です。
ピチットシートの使い方はとても簡単です。
下処理した刺身用の柵や焼き物用の切り身を、ピチットシートでぴっちりと包むだけ。冷蔵庫に入れて数時間保存するだけで余分なドリップを吸い取り、旨味が増し刺身や焼き魚の弾力に驚くこと間違いなしです!
まとめ
これで、準備OKです!!
今回は、自宅で魚を捌くのにおススメなアイテムを紹介しました。
今回紹介したアイテムは、自分も愛用している道具ですので、まず失敗無いと思います。
魚料理は奥が深い!捌きたての刺身なんて最高ですね!
それでは、チャレンジしていきましょう!
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