【伝説の江戸前寿司のネタ】シャコとエビはどっちが美味しいの?

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shako食材の豆知識
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シャコってどんな生き物?

シャコとは、エビに似た甲殻類の一種で、ロシア沿海州から台湾沿岸までの広い範囲に分布しています。

シャコは、見た目はエビに似ていますが、実は全く別の種類です。

海老や蟹は十脚目じゅっきゃくもくというグループに属していますが、シャコは口脚目しゃこもくというグループに属しています。体長は12~20cm前後に成長します。

シャコの特徴

 

シャコは肉食性で、攻撃的な性格をしています。海老や蟹に比べても、シャコの方が強いと言われています。シャコは自分より大きなカニをも叩き割り捕食するほど凶暴です。

 

 

シャコの全身を非常に硬い殻に覆われており、カマキリのような強力な鎌状の前脚があります。

これは捕脚ほきゃくと呼ばれ、貝殻を割ったり、カニの甲羅を切断したりし魚や貝などを捕食するために使われます。

シャコのもう一つ特徴は、目が非常に優れて円偏光えんへんこう(光の色が持つ磁場の直線や波上の振動)を認識できるという研究結果があります。

人間の目では確認する事ができない、円偏光を認知できる生物は、シャコの他にはいないといわれています。

シャコの旬

シャコの旬についてです。シャコは年に2回旬を迎えます。

①5月から7月で、この時期の雌のシャコは『カツブシ』と呼ばれます。『カツブシ』とは卵巣のことで、産卵期を迎えたこの時期のメスは濃厚な味わいでオスより重宝される。

②11月から12月で、この時期のシャコは産卵を終えて身がしまっています。身の甘さを堪能できる時期ですね。

 

シャコの美味しい食べ方

シャコは死後時間がたつと、殻の下で酵素が分泌され身が溶けてしまうので、新鮮なうちに調理する必要がある。

シャコはエビに似ていますが、栄養素と味わいは異なります。

シャコはエビよりもタンパク質が多く、カルシウムや鉄分も豊富です。他にもビタミンB12や亜鉛などが含まれており、貧血や免疫力の向上に効果があります。シャコのおススメの食べ方は次のとおりです。

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シャコの塩ゆで

 

 

シャコは塩ゆでするとプリプリの食感と甘みが引き立ちます。塩ゆでしたシャコはそのままでも美味しいですが、酢醤油やマヨネーズなどをつけてもおいしいです。

塩ゆでするときは、沸騰したお湯に塩を入れてシャコを入れます。シャコが赤くなったら火を止めて水にさらします。

シャコの握り

 

シャコは寿司にすると最高です。シャコは身が厚くてしっかりしているので、握りやすいです。シャコ寿司は酢飯に少しわさびを混ぜて握ります。

シャコ寿司は醤油をつけずに煮詰めで食べるのがポイントです。シャコの甘みと酢飯の酸味が絶妙にマッチします。

シャコの天ぷら

 

シャコは天ぷらにするとカリカリの衣とジューシーな身のコントラストが楽しめます。

天ぷらにするときは、シャコの水気を切ってから小麦粉をまぶし、油は180度くらいに熱してからシャコを天ぷらにします。

小麦粉をまぶすことでシャコの水分を閉じ込めたまま、サクサクの天ぷらに仕上がります。

シャコの天ぷらは塩や天つゆで食べます。

シャコの漁獲法と分布

シャコ漁は『刺し網』と呼ばれる漁法で行われます。

あらかじめ海底に仕掛けた網に、海の時化しけのあとに海底のドロの中にいたシャコが顔を出すと網に引っ掛かるという仕掛けの漁法、網に引っ掛かったシャコは1匹1匹、丁寧に取り上げて素早く塩茹でし選別・出荷されます。

シャコは、日本沿岸から台湾、中国北部沿岸あたりまで分布しています。北海道石狩湾以南の全国の水深10~30mの泥地に浅いU字の穴に身を潜めています。

シャコは何処で買うのが良い?

「小樽前浜産 特大シャコ」がおすすめです。

北海道小樽市がシャコの名産地であるため、小樽市場で直接特大シャコを厳選して仕入れ、浜茹でし素早く冷凍。最高に美味しい状態で配送されます。

小樽漁港で水揚げされるシャコの中でも特大サイズのみを厳選して仕入れ。大きさは17cmもある大迫力。食べごたえ抜群のシャコが楽しめます。

是非!一度お試しください。

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