鮎釣り解禁!鮎の美味しい食べ方と性質について解説いたします。

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鮎の旬

毎年6月になると、鮎釣りの解禁が初夏の風物詩のようにニュースで報道される。

そう、旬は夏!

6月~7月は「香魚」の名にふさわしい香りの楽しめる期間、釣りあげた鮎はキュウリやスイカのような爽やかな香りがする特に天然モノは香が強く、そのファンは多い。

養殖も盛んで、鮎の養殖収穫量1位は愛知県。

養殖鮎と天然鮎の見分け方は、腹びれや尾の色が鮮やかな黄色を帯びているのが目印です。

8月~9月は産卵前の落ち鮎と言われ、お腹にたっぷりのハラコを賞味する。

この時期の鮎は鮭と同じように、体色がオレンジ色っぽい婚姻色を帯び、顔つきや体つきも変化する。

鮎の習性

秋に河口近くで孵化した鮎は、河口近くの海で動物性のプランクトンや小さな海老などを食べて育ち、春近くには稚魚の状態まで成長し、川を遡上し始める。

川に戻ると主に岩に付着している藻を食べるようになり、成魚へと成長する。

この藻場を守るために鮎は、群れずに縄張りをつくる。

鮎は自分の縄張りに入ってくる鮎を体当たりで追い払う。

この習性を利用した「友釣り」は有名。

琵琶湖の鮎

琵琶湖に生息する鮎は、ふつうの鮎のように海には下らずに琵琶湖を海としている。

琵琶湖の鮎には付近の川を遡上するタイプの鮎と、琵琶湖内に留まり遡上しないタイプの2種類が存在する。

後者の遡上しないタイプは、魚体が大きくならず小鮎のまま生存する。

どちらも、海水では生きていけない体質に変化してしまっている。

琵琶湖の鮎は、魚数確保の為に他の河川に放流されることが多く、この海水で生きていけない鮎は増える傾向になりつつある。

まとめ

昔から、日本人に親しまれてきた魚ので一つです。

1年で一生を終えるそのはかなさから「年魚」と呼ばれ、その姿かたちの美しさから数々の歌や詩の題材として取り上げられている。

鮎は塩焼きに限るとも言われ、採れたての天然モノの塩焼きは格別。

背ごし・天ぷら・あゆずし・干物・田楽など

数々の料理で日本人に愛されてきました。

是非、初夏の風物詩の鮎を召し上がってみたください。

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