こんにちは、私は青魚が大好きです!
中でもアジとサバがいいよね!
今日は、私の大好物である鯵と鯖について、色々な面から比較してみたいと思います。
どちらがおすすめなのか、気になりませんか?それでは、さっそく見ていきましょう!
鯵と鯖の違うところ
まずは、生態についてです。
鯵と鯖は、どちらもスマートで細長い体形をしていますが、実は分類が全く違うんです。
鯵はアジ科の魚で、体の両側に硬い棘のあるうろこ(ゼイゴ)があります。
鯖はサバ科の魚で、背中に黒い縞模様や小さな黒点があります。 また、目や歯も違います。 鯵は目が大きくて可愛らしく、歯は小さいです。 鯖は目が小さくてシャープで、歯は大きくて鋭いです。
旬はいつ?
一般的に言われる旬は以下の通りです。
鯵:春から夏(4月~8月)
鯖:秋から冬(9月~2月)
しかし、実際には季節や地域によって異なり、近年では冷凍技術や水揚げ地の多様化などで一年中,手に入りやすくなっています。 また、種類やサイズによっても旬が変わります。例えば、
- マアジ:春から夏(4月~8月)
- ムロアジ:秋から冬(9月~2月)
- マサバ:秋から冬(9月~2月)
- ゴマサバ:春から夏(4月~8月)
- タイセイヨウサバ:一年中
という具合です。
栄養価はどっちが高いの?
続いて、栄養価についてです。青魚と言えばDHAやEPAなどの不飽和脂肪酸が豊富で健康や美容に良いことは有名ですよね。でも実際にどれくらい含まれているのか知っていますか?100gあたりの含有量を見てみましょう。
DHA(ドコサヘキサエン酸)
鯵:0.6g
鯖:1.5g
EPA(エイコサペンタエン酸)
鯵:0.6g
鯖:1.0g
このように見ると、明らかに鯖の方がDHAやEPAが多く含まれていますね!
他にもビタミンB12や亜鉛なども多く含まれていますし、コレステロール値を下げたり血液をサラサラにしたりする効果も期待できます!
ブランド関サバと関アジ
関サバと関アジについて話したいと思います。実はこの関アジと関サバは一般的なアジやサバと同じ種類の魚なのですが、生活環境や食べ物によって違いが生まれます。
関サバと関アジは、どちらも大分県の佐賀関沖で県の組合員が一本釣りで水揚げした魚で、秋から冬にかけて旬を迎えます。
では、なぜ関サバと関アジはこんなに美味しいのでしょうか?その秘密をご紹介します!
魚が美味しくなる環境
関サバと関アジは、太平洋と瀬戸内海がぶつかり合う潮流の速い水域で育ちます。この海域は栄養豊富でプランクトンや小エビなどのエサが多くあります。
そのため、ここで暮らす鯵はたくさん食べて太りやすくなります。また、寒暖差が大きいために脂肪を蓄えやすくなります。これらの要因によって、佐賀湾沖で獲れる鯵や鯖は一般的な鯵よりも脂が乗って味わい深くなるのです。そのため、身が引き締まって脂がのっています。
素早い下処理
関サバと関アジは、水揚げされた後すぐに血抜きをします。血抜きをすることで鮮度が保たれるだけでなく、臭みや苦みも取り除かれます。
さらに、血抜きした魚は塩水で洗って氷水につけます。これにより身がさらに引き締まります。
関サバと関アジは、なんといっても!刺身や寿司では新鮮なまま食べることで脂の甘みや旨みを堪能できます。
特におすすめは大分県の郷土料理『りゅうきゅう』
新鮮な関アジ・関サバの切り身を醤油やみりん、酒、しょうがなどの入ったタレに漬け込んで、ネギやワサビなどの薬味を添えて食べる料理。
元々は、余った刺身を保存するための漁師飯だったそうです。刺身とは違うトロリとした食感が最高!
いかがでしたか?関サバと関アジは旬の時期だけでなく一年中美味しく食べられる魚です。是非一度お試しください!
コメント