『秋刀魚』秋に食べたい魚!自分おすすめNO.1‐サンマのタタキ

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食材の豆知識
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秋の魚と言えば七輪で香ばしく焼き上げた秋刀魚を思い浮かべちゃいますね。

秋刀魚の『ブランド産地』と美味しい食べ方をご紹介します。

秋刀魚ってどんな魚?

サンマの名前の由来は、体が細長いことから『狭真魚(さまな)』とか、体が刃状のところから秋刀魚と呼ばれるとかがあります。

日本人に馴染深い青背の魚アジ・サバ・イワシ・カツオなど『ひかりもの』とか、日本人の大衆魚とも呼ばる。

青魚は背中が青黒く、腹部分が白い。これは上空から鳥に見つかりにくく、海中の下からは大型の魚類に見つかりにくい効果があります。

サンマの寿命は2年と言わる。栄養価ではタンパク質よりも脂肪のほうが多いという珍しい魚。脂肪含有量は季節により大きく変動する8月~9月には脂肪分は20%以上にもなるが、11月~12月には数%にも脂肪分が下がる。冷凍技術の進歩により、旬の脂のたっぷりと乗った時期に漁獲・冷凍し1年中脂のしっかりのった美味しいサンマが味わえます。

北海道の大黒さんま

『大黒さんま』とは厚岸漁業協同組合のさんま棒受網漁船が、厚岸沖の大黒島周辺の漁獲した1尾180g以上の大型の秋刀魚のみが名乗れるブランド名です。

厚岸沖で水揚げされたサンマは船上で選別され、紫外線殺菌冷却海水を入れた発泡スチロールにそのまんま箱詰めされます。サンマの鮮度は最高の状態で、片手で取り上げるとシャンッと真っ直ぐ刀の様に立つほど!

秋刀魚の美味しい食べ方

さんまの塩焼き

秋口の秋刀魚が脂をたっぷり含んだ時期、各地で『秋刀魚祭り』が開催される

なかでも有名なのが東京目黒の秋刀魚祭りです例年3万人が訪れる超人気イベント!

秋刀魚・大根おろし用の大根・スダチが全国から届き備長炭で焼き上げられ、なんと!無料で配ってくれます。

秋刀魚の刺身

秋刀魚の刺身は脂が乗切るちょっと前が向いている。大前提として鮮度は良いものを選ぶ。

鮮度のいい秋刀魚を見分けるポイント
  • クチバシが黄色い
  • 目が黒く透き通っている
  • 魚体の色艶がいい

頭を落として内臓を取り出し、水洗いしてから3枚におろしていく!

秋刀魚は骨が柔らかく3枚おろしは難しいですが、何事もチャレンジです。もしも、失敗してしまったり、上手くおろす事が出来なくても大丈夫。刺身じゃなく秋刀魚のタタキにしちゃいましょう!

サンマをおろす時は刃の厚みが薄い包丁が扱いやすいのと、魚の骨抜きは絶対大きめサイズがおすすめ!

骨抜きはこれ!

包丁はステンレスがサビない!

秋刀魚の竜田揚げ

青背の魚は揚げ物にも向いています。秋刀魚は比較的、骨が柔らかくしっかり揚げれば骨までたべれます。調理も骨付きのままぶつ切りできるので簡単!

醤油.酒.みりんを全部同割りで合わせた漬け汁(おろし生姜があれば最高)に10分ほど切り身を漬け込む。

しっかりと漬け地をふき取り、片栗粉を全体にまぶし170度の油で4〜5分揚げる。

下味をつけているので焦げやすいです。弱めの中火でゆっくり揚げることで中骨までたべられます。油の中でなんどもひっくり返すと身がボロボロになってしまうのでいじりすぎ注意です。

まとめ

毎年、訪れる食欲の秋の代表です。最近では冷凍と運搬の技術が革新して年間通して手に入れる事ができる様になりましたが、やはりその年の1番いい秋刀魚を刺身で食べたいです。

昔の大衆魚として大量に捕れていたサンマの漁獲量は年々減ってしまってます。2021年の漁獲量は、3年前の2018年から約8割減と3年連続で減少してしまって卸価格は高値で推移していなす。昔からの大衆魚は将来は高級魚になってしまうかも。

今年は『秋刀魚の刺身』食べましょう!

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